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Jリーグに23人のブラジル選手

 1993年2月1日付けのJリーグ全10チームの登録選手を見ると、外国人プレーヤーは総計38人で、トップチームが合計26人、サテライトチームに合計12人。このうちブラジル選手は、トップに14人、サテライトに9人の合計23人。
 いわば、外国人選手の60パーセントがブラジル人となる。チーム別では、ジェフ市原、浦和レッズ、サンフレッチェ広島以外の7チームにブラジル人選手がいる。この登録選手のほかにも交渉中のプレーヤーがいて、ブラジル選手の数はまだまだ増えそうな気配だ。
 選手だけではなくエスパルスのレオン監督をはじめ、12人のコーチ、二人のトレーナー、二人の通訳が10チームの外国人スタッフとして入り、このうちブラジル人は、監督一人、コーチ7人、トレーナー一人、通訳二人の合計11人。ブラジル社会で日系人の働きが大きな割合を占めるように、日本のトップクラスのサッカーでも、ブラジルの勢力は非常に大事なモノになっている。

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