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ノルウェーのデータ

ノルウェー・サッカー協会メモ

●サッカー協会:ノルウェー・サッカー協会(NORGES FOOTBALL FORBUND)
●創立:1902年
●FIFA加盟:1908年
●登録クラブ:1810
●プレーヤー数:28万人
●審判:4010人
●ワールドカップ:1938年、欧州予選第4組でアイルランドに勝ってフランス大会に出場。1回戦でイタリアに1−2で敗退。
●オリンピック:1912年(ストックホルム)1回戦3−2フランス、準々決勝0−7デンマーク▽1920年(アントワープ)1回戦3−1英国、準々決勝0−4トルコ▽1936年(ベルリン)1回戦4−0トルコ、準々決勝2−0ドイツ、準決勝1−2イタリア、3位決定戦3−2ポーランド▽1952年(ヘルシンキ)1回戦1−4スウェーデン▽1984年(ロサンゼルス)1次リーグA組3位(0−0チリ、1−2フランス、2−0カタール)。
●国内リーグ:1部リーグ=12チーム、2部リーグ=A、Bの2グループ。各組ともに12チーム。


ノルウェー王国・メモ

●国名:ノルウェー王国(KONGERIKET NORGE=英語ではKIGDOM OF NORWAY)
●国土:広さ38万6910平方キロ(日本の102パーセント)
●人口:423万人(日本の3.4パーセント)
●首都:オスロ(人口45万人)
●住民:北ゲルマン族のノルウェー人が87パーセント
●言語:ノルウェー語
●政体:立憲君主制
●宗教:キリスト教(福音ルーテル協会が国教)
●略史:ノルウェー人は自分の国をノールゲ(NORGE)と呼ぶ。中世のヨーロッパ北部の海路のうち『北航路』、つまりスカンジナビア半島に沿って北上し、グリーンランドに至る航路を北ゲルマン語でNORWEG(ノールウェグ)と呼んでおり、それがこの半島西岸を指すようになったという。
 そのNOR(北)のWEG(道)が転訛してNORGEとなったらしい。WEG(道)をWAY(道)におきかえたのが英語のNORWAY(ノルウェー)。
 古くは、ほぼ同一の言語、同類の神話を共有していたスカンジナビアの北ゲルマン族だった。9世紀頃からスウェーデン、デンマーク、ノルウェーの3つの地域に分かれ、ときにデンマークの王が3国をまとめ、ときにスウェーデンがリードするなどの時期があり、1814年にスウェーデンのカールヨハン王は、ノルウェーをスウェーデンの連合国とした。武力に優るスウェーデンの要求を入れながら、ノルウェーは新しい憲法を制定して自治を行い、1905年6月に独立を勝ち取った。
 ヴィーキング(バイキング)時代から海へ乗り出す気質は海運業を発展させ、第2次対戦中はナチス・ドイツの占領かとなり苦しい時期を経るが、大戦後は工業化が進み、経済的に安定した福祉国家をつくりあげている。


ノルウェーの主なクラブ(1部12チーム)

(チーム名/ホームタウン・人口/創立年/スタジアム)
◇ローゼンボルグBK/トロンハイム市(14万人)/1917年創立/レルケダール競技場(2万8000人収容)
◇ユングスビンゲルIL/ユングスビンゲル市/1892年創立/ジェムスルンド競技場(8000人収容)
◇IKスタルト/クリスチャンサン市(6万人)/1905年創立/市営競技場(1万5000人収容)
◇リレストレームSK/リレストレーム市/1917年創立/アラセン競技場(1万2000人収容)
◇モルデFK/モルデ市(2万1000人)/1911年創立/モルデ競技場(1万4000人収容)
◇SKブラン/ミンデ市/1908年創立/ブラン競技場(2万5000人)
◇トロムゼIK/トロムゼ市(5万人)/1920年創立/アルフハイム競技場(1万人収容)
◇ヴィーキングFK/スタバンゲル市(9万人)/1899年創立/スタバンゲル競技場(1万8000人収容)
◇ハーマルK/ハーマル市(1万6000人)/1913年創立/ブリスケビー競技場(1万2000人収容)
◇SKFリン/オスロ市(45万人)/1896年創立/ウレバル競技場(2万7000人収容)
◇ゾグンダールIL/ゾグンダール市/1926年創立/フォスハウグ競技場(6500人収容)
◇ミョンダーレンIF・ミョンダーレン市/1910年創立/ネードレ・アイケル競技場(1500人収容)

(サッカーダイジェスト1993年)

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