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南アフリカのデータ

南アフリカ・サッカーメモ

●国名:南アフリカ共和国(REPUBLIC OF SOUTH AFRICA)
●国土:122万1042平方キロ(日本の3.3倍)
●人口:3450万人
●言語:公用語は英語とアフリカーンス語
●政体:共和制。元首は大統領
●議会:人種別3院制。これは1984年9月3日に発布された憲法にもとづいている。前政権のポータ大統領時代に生まれたこの憲法を改変するまでに、どのような暫定統治を行うかを国民党(NP)の政府と、アフリカ民族会議(ANC)で話し合ってゆくことになる。
●略史:17世紀のなかごろ、オランダ東インド会社がケープタウンを建設し、この地方を植民地としたが、1795年に英国艦隊が支配下に置いた。オランダ系移民は内陸部に移動し、トランスバール、オレンジなどの国を建設。
 ケープ地方、ナタール地方を手に収めた英国と、アフリカーナと称するオランダ系移民(ボーア人ともいった)のニか国の間に第1次ボーア戦争(1880〜1881年)、第2次ボーア戦争(1899〜1902年)が起こって英国が勝ち、1910年に英連邦に加盟する南アフリカ連邦となった。英国系とアフリカーナは白人支配を確立して、白人の経済利益を守るため、人種差別のアパルトヘイトを制度化し、法制化した。この特異な制度は、第2次大戦後、アフリカに新しい黒人国家が誕生し、人権意識の高まるなかでも長く続いたが、国際世論を巻き込んだ反アパルトヘイト活動によって、ようやく1991年に、デクラーク大統領が同法の廃止を宣言した。


南アフリカ・サッカー協会メモ

●協会:南アフリカ・サッカー協会(THE FOOTBALL ASSOCIATION OF SOUTH AFRICA)
●創立:1892年
●FIFA加盟:1952年。資格停止:1964年
●登録人口:15万人
●国際試合:めぼしい記録はなし
●国内リーグ:アパルトヘイト廃止にともなって、1991年から新しいプロ・リーグが誕生▽91年=24チーム▽92年=22チーム▽91年=20チームと減少させる。2部は20チームの2リーグ


(サッカーダイジェスト1992年5月号「蹴球その国・人・歩」)

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