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ワールドカップ
MEXICO 86
1986年5月31日〜6月29日
コロンビアの開催返上による代替開催。25歳、全盛期のマラドーナ主将がイングランド戦での5人抜きドリブルシュートや“神の手”ゴール。西ドイツとの決勝での絶妙のパスなど、数々の“伝説”を残して優勝した。
予選参加国 | 119 |
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本大会参加国 | 24 |
試合数 | 52 |
得点(1試合平均) | 132(2.5) |
大会入場者数(1試合平均) | 2,441,731(46,956) |
会場都市 | メキシコシティ、トルーカ、グアダラハラ、モンテレイ、ブエブラ、レオン、イラプアト、ケレタロ |
出場国
アイルランド | アルジェリア | アルゼンチン | イタリア |
イラク | イングランド | ウルグアイ | カナダ |
スコットランド | スペイン | ソ連 | デンマーク |
ハンガリー | パラグアイ | フランス | ブラジル |
ブルガリア | ベルギー | ポーランド | ポルトガル |
メキシコ | モロッコ | 韓国 | 西ドイツ |
得点者
- 6
- ゲリー・リネカー(イングランド)
- 5
- ディエゴ・マラドーナ(アルゼンチン)、カレッカ(ブラジル)、エミリオ・ブトラゲーニョ(スペイン)
- 4
- ホルヘ・バルダノ(アルゼンチン)、アレサンドロ・アルトベリ(イタリア)、プレベン・エルケーア・ラルセン(デンマーク)、イゴール・ベラノフ(ロシア)
- 3
- ルディ・フェラー(ドイツ)、ジャン・クーレマンス(ベルギー)、イエスペア・オルセン(デンマーク)、ニコ・クラエセン(ベルギー)
- 2
- ソクラテス(ブラジル)、ジャン・ピエール・パパン(フランス)、ミシェル・プラティニ(フランス)、エンツォ・シーフォ(ベルギー)、フリオ・セサール・ロメロ(パラグアイ)、ホルヘ・ブルチャガ(アルゼンチン)、ラモン・カルデレ(スペイン)、ロベルト・カバニャス(パラグアイ)、フェルナンド・キラルテ(メキシコ)、イバン・ヤレムチュク(ソ連)、ヤニック・ストピラ(フランス)、ジョジマール(ブラジル)、クラウス・アロフス(ドイツ)、アブデルラザク・カイリ(モロッコ)
- 1
- セルゲイ・ロジオノフ(ソ連)、ブウォジミエシ・スモラレク(ポーランド)、ノーマン・ホワイトサイド(北アイルランド)、オスカール・ルジェリ(アルゼンチン)、エジーニョ(ブラジル)、ピーター・ベアーズリー(イングランド)、アンドレアス・ブレーメ(ドイツ)、カールハインツ・ルムメンニゲ(ドイツ)、ローター・マテウス(ドイツ)、ドミニク・ロシュトー(フランス)、マニュエル・アモロ(フランス)、ベルナール・ジャンジニ(フランス)、ジャン・ティガナ(フランス)、エンゾ・フランチェスコリ(ウルグアイ)、ウーゴ・サンチェス(メキシコ)、ゴードン・ストラッカン(スコットランド)、ミカエル・ラウドルップ(デンマーク)、フリオ・サリナス(スペイン)、ナスコ・シラコフ(ブルガリア)、アーウィン・ヴァンデンベルグ(ベルギー)、フランキー・ベルコーテルン(ベルギー)、ジャメル・ジダン(アルジェリア)、オレグ・ブロヒン(ソ連)、セーレン・レアビー(デンマーク)、ヨーン・エリクセン(デンマーク)、エロイ・オラジャ(スペイン)、バシリ・ラッツ(ソ連)、セルゲイ・アレイニコフ(ソ連)、アレクサンドル・ザバロフ(ロシア)、アントニオ・アルサメンディ(ウルグアイ)、ホセ・ルイス・ブラウン(アルゼンチン)、ペドロ・パスクリ(アルゼンチン)、金鐘夫(キム・ジョンブ)(韓国)、崔淳鎬(チェ・スンホ)(韓国)、朴昌善(パク・チャンスン)(韓国)、許丁茂(フ・ジュンモ)(韓国)、プラメン・ゲトフ(ブルガリア)、ルイス・スローレス(メキシコ)、ラウル・セルビン(メキシコ)、マヌエル・ネグレッテ(メキシコ)、ダニー・ベイト(ベルギー)、ステファン・デモル(ベルギー)、パベル・ヤコベンコ(ソ連)、ラヨス・データーリ(ハンガリー)、マールトン・エステルハイジ(ハンガリー)、ルイス・フェルナンデス(フランス)、ジャン・マルク・フェレリ(フランス)、コリン・クラーク(北アイルランド)、ファン・アントニオ・セニョール(スペイン)、アンドニ・ゴイコエチュア(スペイン)、クリマウ(モロッコ)、カルロス・マヌエル(ポルトガル)、ジアマンチーノ・ミランダ(ポルトガル)
Stories
- 華やかなフィエスタ・メヒカーナ アステカで”世界は一つ”になった
- 忙しい中にも、ブラジルの潜在力、メキシコ人の親切がうれしかった
- ”アデランテ・メヒコ”のリズムも心地よく、甦るアステカの興奮!
- 歴史の町ケレタロと最新の競技場での「戦う」西ドイツに心浮き立つ
- ムダではなかったメキシコ・シティからグアダラハラへの”バス旅行”
- パラグアイのロメロの成長を喜び、ウルグアイの大敗に”雨の神”を思う
- 完成の域に達したマラドーナを思いながら期待にふくらむ第2ラウンド
- 小国の手づくりの”機略”が超大国を破る波乱の決勝ラウンドの幕開け
- アステカ最後の王の名がつく競技場で宿敵を撃破した充実のマラドーナ
- 炎暑のモンテレイでモロッコをねじ伏せた西ドイツのタフネスに驚く!
- サッカーの母国の快勝を目にした後は心あたたまる人と触れ合う楽しさ
- 芸術的で戦闘的、技術的で戦術的と、これこそサッカーの一戦の幸せに酔う
- 互いに”本家”の自負を持ち競う対決でマラドーナは自らの偉大さを示した!
- メキシコ史に深い影響を与えたフランス、そのプラティニらの敗退にしばしぼう然
- 炎天の戦いの中、仲間の信頼を強固にさせたマラドーナの”マジカル”に脱帽
- 束の間の散策で訪れた人類学博物館で古代のボールゲームからの流れを思う
- 苦境を乗り越えた開催国メキシコの成功と西ドイツの頑張りをはねかえしたアルゼンチン
- メキシコへの旅は新しい経験と充足感に満ち名人との心の会話の中でマラドーナを思う